撮影用セット・特殊効果用装置
映画・テレビ・CMなどの撮影用セットに求められる物作りというのは他の造形物とは少し違います。
画面に映えるダイナミックな表現力も必要である上、組み立て・バラしのスピードも重要なファクターです。そして材料の選別もより映像用に特化した物となってきます。
また、特殊装置においては撮影時に効果的に稼働するようにメカを仕込んだり、手動で動かせるようにしたり、用途によって様々な工夫を織り込んで制作しております。
創業34年、時代と共に需要も変わり、制作物も多様化し続けて現在に至るわけですが、当社の「モノ作りの原点」とも言えるのがこの映像産業における美術であります。
映画「男たちの大和」東映 2005年
主砲・副砲・広角砲・三連機銃砲・船首部分フェアリーテイル・菊御紋・広角砲シールド・三連機銃砲シールド・その他弾薬箱や小物、小道具などを制作しました。
三連機銃座の一部はメカ制御により実際に発砲・廃莢が撮れるようにしました。広角砲も同じく弾薬の装填作業が撮れるようにメカ制御してあります。
セット全長190メートル、日本映画では他に類を見ない規模の大型セットでした。本編公開後、ロケセットが一般公開されて8か月で100万人の入場者を記録してます。
セット(男たちの大和)
セット(男たちの大和)
セット(男たちの大和)
セット(男たちの大和)
セット(男たちの大和)
セット(男たちの大和)
セット(男たちの大和)
セット(男たちの大和)
セット(男たちの大和)
セット(男たちの大和)
セット(男たちの大和)
セット(男たちの大和)
セット(男たちの大和)
セット(男たちの大和)
映画「ゲゲゲの鬼太郎」松竹 2007年
鬼太郎ハウスを制作しました。
映画「火天の城」東映 2008年
安土城の石垣・巨大擬岩・大小その他の擬岩を多数制作しました。
映画「ホームレス中学生」東宝 2008年
主人公が寝泊まりしていたとされるまきふん公園を制作しました。FRP仕上げ。ドラマ版でも使用された後、全国のイベントで3回使用されてます。
ドラマ「大仏開眼」NHK 2009年
実物大の奈良の大仏を制作しました。FRP仕上げ。形、彩色などは奇抜に見えるでしょうが当時の時代考証の上で再現してます。高さが11メートルで、いかに大きいかが解っていただけると思います。